お母様が長年集められてきたたくさんの着物。「そろそろ整理したいけれど、何冊もある重い着物を運ぶのは体力的に無理」「たたみ方が分からないから、人に見せる前に畳み直さないといけないかしら」と不安になってはいませんか?
実は、査定に出す前に**自分で着物を畳み直したり、ダンボールへ詰めたりする必要は一切ありません**。呉服のプロの視点から言えば、むしろ「タンスに入ったまま、何もしない状態」で査定員へお見せいただくのが一番安全で確実な方法です。
本カテゴリーでは、重い着物を持ち出すことなく、体も心も負担ゼロで自宅の玄関先で完結させる「準備不要の出張査定ルール」について分かりやすく解説いたします。
査定前の準備に関するよくある心配事
- ◆ 綺麗に畳み直せない・着物の正しい正本紙の折り方が分からない
- ◆ 重い着物をタンスから出したり、玄関まで運んだりする力仕事ができない
- ◆ シワやシミ、破れがあるたとう紙のまま見せたら失礼にならないか心配
なぜ「事前の準備や整理をしないこと」が正解なのか?
お母様が大切にあつらえられた百貨店の着物だからこそ、「綺麗にしてから査定員さんに見せなければ」と思いがちですが、事前準備をしない方が良い明確な理由があります。
1. 不慣れな畳み直しで「新たな余計なシワ」がつくのを防ぐ
着物の本たたみを正しく行うのは慣れていないと難しく、無理に折り曲げて畳み直すと余計なシワや生地の傷みが生じる原因になります。出張査定のプロは一瞬で綺麗に畳む技術を持っていますので、タンスの中のまま広げずにお見せいただくのが一番安心です。
2. デパートの呉服箱・たとう紙・帯のセットが崩れない
高島屋や三越などの呉服箱や箱入りの帯、証紙などは、あつらえた当時のままタンスにまとめられていることが多くあります。ご自身で箱から出したりバラバラにしてしまうと、組み合わせが分からなくなり、プラス査定のチャンスを逃してしまうことがあります。
3. タンスからの運び出しもすべて査定員にお任せできる
何十冊もの着物を2階から下ろしたり、ダンボールへ詰めて運ぶ作業は、腰や膝を痛める原因になります。大手専門買取の出張査定であれば、査定員がタンスからお着物を1点ずつ取り出して査定してくれますので、力仕事は一切不要です。
【元呉服店長タツヤからのアドバイス】
お客様が申し訳なさそうに「古いままですみません」とおっしゃることがありますが、どうぞ気になさらないでください。老舗百貨店のたとう紙や呉服箱に入ったままのタンスの状態こそ、私どもプロにとっても一番価値や保管状態を判断しやすい『そのままの価値』なのです。
「準備不要・自宅で完結する出張査定」に関する解説記事一覧
準備不要で安心して自宅出張査定を利用するための具体的なコツと注意点をまとめた記事です。
